性転換の歴史

ヘリオガバルス ローマ帝国第23代皇帝

性転換の歴史12

ヘリオガバルス ローマ帝国第23代皇帝

Heliogabalus(203-222)

「客人に薔薇の山を落として窒息死させるのを楽しんだ」という逸話を元に描かれた「ヘリオガバルスの薔薇」ローレンス・アルマ=タデマ、1888年。

ローマ帝国・セウェルス朝(193-235)の復権を名目として、わずか14歳で皇帝に即位した美少年ヘリオガバルス。ローマの歴代暴君達の悪行すらも生温く感じるほどの、ローマ帝国史上最悪の皇帝として記憶されている一方で、トランスセクシャルの元祖ともいえます。

ヘリオガバルス

『ローマ帝国衰亡史』においてエドワード・ギボンに「全ての点においてローマ史上最悪の皇帝」との評価を下されているヘリオガバルス。ギボンから「人類共通の敵」とまで記された暴君カラカラ帝の実子として、先帝を殺害し、わずか14歳にして皇帝の座に就く。

219年のシリアからのローマ入場の際の、少年皇帝初お披露目の姿は、豪奢な宝石と帝冠をいただいたクレオパトラのような女装姿で、ローマ人を戦慄させたと伝えられています。生涯に5度の結婚を短期間でするも、どれも失敗し、治世は祖母と母親によって、行われていました。

しかも、5度目の結婚は、妻としての結婚でした。ヒエロクレスという金髪碧眼の奴隷を、共同皇帝にしようとし、彼の妻、妃になる。と同時に、女装した男娼として、宮殿内に売春宿を作り、客を取りました。やがて、女性になるために、性転換手術が出来る医者を募集したが果たせず。最終的に、恋人達を有力者に採りたて、国政は疎かになり、近衛隊、元老院、民衆から不満を買い、20歳前にして、反乱を起こされ、母と共に処刑される。

最後に、ギボンはこう記している。「醜い欲望と感情に身を委ね、女性の身形と行動を行う女々しさで皇帝の権威を傷つけた最初の男」と。

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